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白無垢に欠かせない綿帽子   2018/12/27

2018.12.27

みなさんは、白無垢を着るときに綿帽子を被るか悩まれたことはありませんか?
綿帽子は白無垢の時にしか被れない特別な物です**

今回は、綿帽子の意味や合わせる髪型についてお話させて頂きます。
『綿帽子』の歴史は室町後期から安土桃山時代にかけての、武家の家柄の女性の外出着として小袖を頭から被って着られていた「被衣(かづき)」が起源と言われています。
それが江戸時代に真綿で作られた綿帽子を若い女性がかぶるようになり、定着していったとのこと。

現代では、ウェディングドレスのベールの様に「挙式が終わるまで顔を見せない」
などの意味合いも込められています。
頭をすっぽり覆っているので、清楚な花嫁様のイメージもありますね。
また、かつらにはかつら用の綿帽子
洋髪には洋髪用の綿帽子があります。
洋髪の場合には、きれいなシルエットを作る為に専用の土台を付けてから被ります。

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髪飾りはつまみ細工の垂れ下がるタイプの物もおススメです!
綿帽子の隙間から少し見える飾りも素敵です♡
撮影では、途中で綿帽子を外したお写真も撮れますので、ぜひ色々なパターンで撮ってみて下さいね。
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かつては、白無垢には文金高島田と呼ばれる様なスタイルが一般的でしたが、
最近では和装に洋髪を合わせて、メイクもナチュラルにされる方も沢山いらっしゃいます。
晴れの舞台でも自分らしく美しく輝きたいという女性にもおすすめです。
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和装で人気のシニヨンも、付ける飾りによっては印象がガラリと変わります。
大きめの花やつまみ細工、タッセルなども人気がありますね。
最近流行りのゆるふわヘアーにはチュールやリボン、小花などを合わせると
シルエットが髪型と同じくふわふわした動きが出るのでおすすめです。

綿帽子は花嫁様をきれいに見せてくれる、伝統的な装飾です。
白無垢に洋髪を合わせたいという方や、生花を沢山付けたいという方ですと被らないという選択肢も有りです。
花嫁様が一番きれいに見える装飾で、一生に一度の大切な日を迎えたいものですね。

フォト
mika

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